子宮内細菌が着床率を上げる?!

  • 投稿日:2020年11月19日
  • (最終更新:2021年6月8日)

私がこの記事を書きました!

西 俊哉

にし鍼灸整骨院 院長 兼 2児の父

西 俊哉 (にし としや)

所持資格:柔道整復師・ はり師・きゅう師

毎日の忙しさの中で、自分の身体を大事にすることを忘れてしまっていませんか?
そんな方々のお悩みが解決し、笑顔で生活を送れるようサポートします!

子宮内は長年無菌だと考えられてきましたが、近年になり数種類の細菌がいることが判明しています!!

 
さらに、その細菌たちは着床に関連する菌から、反対に炎症を起こし着床不全の原因になる菌まで存在することが分かっています(・∀・)

 
なので、その細菌の有無を検査して、適切な処置をしていくことが、着床不全を改善し、着床率を上げることに繋がることが報告されています!!(*^▽^*)

 
今日は、以前のコラムでも少し触れましたが、その子宮内の細菌環境を調べる検査方法を、さらに詳しくご紹介したいとます!(^-^)

 

EMMA(エマ)検査(子宮内膜マイクロバイオーム検査)

子宮内膜の細菌環境が胚移植に最適な状態であるかどうかを判定する。

特にラクトバチルス属の菌(乳酸菌)の割合が重要で日本人女性は、90%以上が望ましいとされています。

 

 

ALCE(アリス)検査(感染性慢性子宮内膜炎検査)

着床不全の原因の1つである慢性子宮内膜炎の原因菌を調べます。

子宮内膜炎に関与する主な病原性細菌10種で、陽性の場合は内膜炎の原因となっている細菌を特定し、原因菌に応じた抗生剤が投与されます。

 

 

ERA(エラ)検査(子宮内膜着床能検査)

子宮内膜の着床に適した期間(着床の窓)を調べる検査。

最適なタイミングで胚移植することができます。

 

 
これら3つを合わせてTRIO検査と呼ばれ、着床不全や不育症に有効とされています!!(≧▽≦)

 

 

これらの検査を導入している施設も増えてきています!!
もし、気になる方は、主治医の先生にお伺いしてみてはいかがでしょうか?

 

 

お悩みを解決する糸口が見えてくるかもしれません!!

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