胃腸が頑張りすぎると妊娠力は下がる?!

  • 投稿日:2019年7月09日
  • (最終更新:2019年7月11日)

私がこの記事を書きました!

西 俊哉

にし鍼灸整骨院 院長 兼 2児の父

西 俊哉 (にし としや)

所持資格:柔道整復師・ はり師・きゅう師

毎日の忙しさの中で、自分の身体を大事にすることを忘れてしまっていませんか?
そんな方々のお悩みが解決し、笑顔で生活を送れるようサポートします!

 

当院では、東洋医学的にお身体の状態を見極めさせていただく方法として「腹診」をさせていただきます。

 

その際、実際にお腹を見せていただき触らせていただくのですが、患者様のお腹の状態としては、

いわゆるみぞおちからおへその間は非常に硬く張っていて、おへそより下(いわゆる下腹部)は非常に柔らかくて弱弱しい状態のお腹になっている方がとても多いです。

 

 

実は、このお腹の状態は良くありません!!(;´Д`)

 

 

理想としては、みぞおちからおへその間は柔らかくてあまり張りがない方が良くて、おへそより下(下腹部)はある程度硬く力強い方が良い状態のお腹です!!(≧▽≦)

 

みぞおちからおへその間には胃があり、張って硬くなっているということは食べ過ぎて胃が頑張りすぎているか、胃の働きが弱くて頑張らないと消化吸収が出来ない状態になっている可能性があります(+o+)

みぞおちから下はいわゆる臍下丹田といって、東洋医学的に気の集まる場所と言われており、ここが弱く柔らかいということは気の巡りや気の力が落ちていることが推測されます。(+o+)

 

従って、胃腸に負担をかけず働きを良くし、みぞおちからおへそは柔らかく保ち、気の巡りを良くして下腹部はしっかり力強く保つことが大切です(*^▽^*)

子宝鍼灸では、このお腹の状態になるよう施術させていただいています!!

 

 

 

では、次になぜこのお腹の状態が妊娠力関わってくるのか解説させていただきます!!(^^)

 

 

五行論という考え方

東洋医学的な考えに五行論という考え方があり、自然界に存在するすべてのものを「木・火・土・金・水」の5つに分類して、それぞれの特性をバランス良く保つことが重要であると考えられており、これを人間の臓腑に当てはめると「肝・心・脾・肺・腎」となり、この5つの臓がお互いを助け合ったり、補い合ったりして関係を保つことで、生命活動を正常に行わせるとしています。

 

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これをこと子宝で考えると、成長・発育・生殖に関わっている腎(水)の働きが重要になります!!

なので、腎の働きが弱まってしまうと妊娠落ちてしまうと考えられています( ゚Д゚)

 

そして、この腎の働きを弱めてしまう五行の関係性としては、【土克水】という関係があり、これは土の働きが頑張りすぎて、水の働きが弱まるということを表しています!

これを人間の臓腑に置き換えると、【脾(土)が頑張りすぎて、腎(水)の働きが弱まってしまう】ということになります。

 

表裏関係として、脾の裏は胃と考えられており、東洋医学的には消化吸収はこの脾と胃の働きが重要となります。

 

つまり、このことから食べ物を食べ過ぎて胃が頑張りすぎると、脾の働きも同じように頑張りすぎてしまい、【土克水】の関係で腎の働きを弱めてしまうことになり、結果的に妊娠力が下がってしまいます…(-_-;)

 

 

この状態が身体の中で起こっていると、お腹には先程もお伝えした胃があるみぞおちからおへその間は硬く張ってしまい、腎のあるおへそから下の下腹部は柔らかく弱い状態になってしまうので、子宝を希望される方のお腹としてはあまり望ましくありません。

 

 

このことから、食べ過ぎたり、働きが弱ったりすることで、胃腸が頑張りすぎると、結果的に妊娠力を下げてしまうことになります(*_*)

 

 

しっかり食事のバランスを整え、胃腸の働きを改善していく必要があると思います!!

 

 

まとめ

妊活中の方のお腹で、みぞおちからおへその間は硬く張っていて、みぞおちから下は柔らかく弱弱しいお腹をしていたら、食べ過ぎていたり胃腸が弱く頑張りすぎてしまって、結果的に妊娠力が落ちてしまっている可能性があります。

食事のバランスを整え、胃腸の働きを良くして、みぞおちからおへそのまでは柔らかく、下腹部をしっかりと力強い理想的なお腹を目指しましょう!!(*^▽^*)

 

 

これは、ご自身でお腹を触ってみても何となく分かると思いますので、気になる方ご自身でも触ってみて下さい!!

もし、あれっと思ったら、一度ご相談下さいm(__)m

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