排卵誘発剤って太る?

  • 投稿日:2017年11月14日
  • (最終更新:2017年11月14日)

私がこの記事を書きました!

西 俊哉

にし鍼灸整骨院 院長 兼 2児の父

西 俊哉 (にし としや)

所持資格:柔道整復師・ はり師・きゅう師

毎日の忙しさの中で、自分の身体を大事にすることを忘れてしまっていませんか?
そんな方々のお悩みが解決し、笑顔で生活を送れるようサポートします!

今日、妊活中の患者様から「排卵誘発剤で太るってホンマなん?」とご質問を受けました。

 

今のところ、排卵誘発剤の服用で太ってしまうという医学的な根拠はなく、急に脂肪が増えるなどの副作用は報告されていません。

 

しかし、女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、細胞を増殖させる働きがあるので、排卵誘発などでエストロゲンが過剰になると、脂肪細胞も増えてしまう可能性があります。

 

また、もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンの作用で、受精卵を着床しやすくするために子宮内に水を溜め込むという働きがあり、その結果、体がむくみやすくなったりすることで多少体重が増加するというケースは稀にみられるそうです。

 

以上のことから、薬などの治療で卵巣に刺激を繰り返していると、体質的に体重が増えやすくなってしまうことがあると思います。

ですので、「薬にせいだから仕方がない」とあきらめるのではなく、日頃から体重や生活習慣をきちんと管理していくことが大切だと考えます!!

 

 

食べ過ぎや間食はほどほどにし、食事のバランスは整えていきましょう(*^▽^*)

関連記事