東洋医学の考えからみた「運動」とは？

こんちには。

和歌山県橋本市の『女性とこどもにやさしい』にし鍼灸整骨院の西俊哉です。

 

前回は「睡眠」について、なぜ子宝・妊活にとって大切なのかを東洋医学の考え方でお伝えさせていただきました！

まだご覧になられていない方はこちらからどうぞ⇨東洋医学の考えからみた「睡眠」とは？ | 和歌山県 橋本市の整骨院 | にし鍼灸整骨院 (nishi-hari.com)

 

今回は健康のベースを上げていくための三原則「栄養」「睡眠」「運動」の中の「運動」についての、東洋医学的な考えをお伝えしていけたらなと思います！

子宝・妊活にとっても運動はもちろん大事ですが、なぜ運動が大事なのか東洋医学の考え方でお伝えしていけたらと思います(^^)

 

では、お伝えしていきますね！

 

五行論

前回のブログでもお伝えさせていただいた東洋医学の考えの一つである五行論の中の五臓という働きがあります。

 

そして、前回のお話では五臓の中の「腎」という働きを睡眠が補っていることをお話させていただきました。

 

今回の運動では五臓の中の「脾」という働きと関与しています！

 

では、この「脾」についてご説明させていただきます！

 

消化・吸収は脾と胃

脾の代表的な働きは【消化と吸収】です！

 

そして、東洋医学の考えで表裏一体という考えがあって「何事も表と裏がある」その考えで脾の裏は「胃」になります。

表裏一体なので、脾と胃は一緒に働きます！

 

胃は西洋医学のいわゆる胃の働きを想像していただければと思います。

脾は完全にイコールではないのですが、西洋医学でいう膵臓をイメージしていただければ分かりやすいかなと思います。

 

つまり、脾と胃は一緒に働いて、食べたものを消化吸収して全身にエネルギーを送っています。

このエネルギーを作るということが子宝・妊活にも関わってきます。

 

脾と胃の子宝への関わり

前回のブログで成長・発育・生殖を担う腎が直接子宝・妊活に関わるとお話させていただきました。

でも、この腎の働きは持って産まれたもので先天的に与えられた力なので自分で増やすことは出来ません。

 

そこでこの先天的な腎の力を補っているのが、脾と胃になります！！

脾と胃は、食べたものからエネルギーを作りだしてそれを腎に送ることで腎の力を補っています！

脾と胃の力はいわば、後天的な力と呼ばれ、腎の働きを補うことができるので、子宝・妊活にも関わっています。

 

腎の働きが睡眠不足などの理由で弱まっていてもしっかり食べて栄養を消化吸収することでその働きを補うことも出来ます。

 

しかし、栄養過多、食べ過ぎてしまうことで脾胃に負担をかけ過ぎたり、精神的なストレスなどで脾と胃の働きを弱めてしまうと腎の働きを補うことができず、結果妊娠力を落としてしまうことは特に現代人に多いです！(+o+)

 

では、この脾と胃をしっかりと働かせるにはどうしたらよいのでしょうか？

 

脾と胃をうまく働かせるには？

脾と胃をしっかり働かせるには、ズバリ…

 

 

『運動』が一番です！！

 

 

なぜかといいますと、東洋医学の考え方で脾と胃は「石臼」である！とされています。

 

皆さんも石臼を想像してみてください！昔話とかに出てくる上下の石の間に穀物などを入れてすり潰すあの石臼です(^^)

東洋医学の考え方では、石臼の上下の石がそれぞれ脾と胃です。そして、上の石についている取っ手の部分これが手足といわれています！

 

石臼はこの取っ手の部分をグルグル回すことで石と石が擦れて食べ物穀物などをすり潰すことができます。

 

人間の身体に置き換えたら、取っ手の部分である手足をしっかり動かすこと即ち運動をすることで、脾と胃が働きを促し、食べた物をしっかりと消化吸収しエネルギーにかえることができるということです！！

 

そしたら、腎へもエネルギーを送ることで妊娠力を保てることに繋がります！！

 

まとめ

いかがでしょうか？

東洋医学の考えでも子宝・妊活に関与する腎の働きを補う脾と胃の働きに運動が大切であるということを古来からいわれています！

 

何度も書かせていただきますが、現代人は食べ過ぎ、精神的なストレスなどで脾や胃の働きが鈍っている方が多いです。

 

皆さん適度な運動も心掛けましょう！！

アスリートのようなバリバリの汗ダラダラかく追い込む運動までは言いません。

２０分程度のウォーキングでも十分です！

少しずつはじめてみてくださいね！！(≧▽≦)

 

 

では、今日はこの辺でm(__)m