- 投稿日:2016年6月07日
- (最終更新:2016年6月7日)
皆さん、不妊症の定義が1年前から変わったのは、ご存知でしょうか?
日本産婦人科学会の指針による新しい不妊症の定義は
「挙児希望のある夫婦が1年以上性生活を行っているにも関わらず妊娠しない状態」
とゆうふうに変わりました!
どこが変わったのかと言うと、元々は「2年以上」だったのが、「1年以上」と短くなりました。
では、なぜ変更されたのか?
その背景には、近年女性の社会進出の機会が増え、活躍する女性が増える一方で、
晩婚化が進み、妊娠を考える年齢が高くなってきていることが考えられます。
参考までに、母親が35歳以上の出産割合は、
平成12年の11.9%から平成23年は24.7%と激増しています。
女性の妊娠できる能力は20歳代後半がピークで、そこから徐々に低下し、
35歳を過ぎると急速に低下していきます。
つまり、自然妊娠は年齢を重ねるごとに難しくなっていきます。
もちろん、不妊症は女性だけの問題ではなく、原因がはっきりとしている不妊症の約半分は男性にも原因があると言われています。
しかし、男性の場合は年齢を重ねても女性に比べて妊娠しづらくなることはありません。
でも、なぜ?
女性は年齢を重ねると妊娠が難しくなるのでしょうか?
それには、卵子がすごく影響しているんです。
まず、男性の生殖細胞である精子は、思春期から高齢になるまで絶えずつくられます。
一方、女性の生殖細胞である卵子は、お腹にいる胎児のときにつくられるのみで、一生分の卵子を蓄えて生まれ、新しくつくられることはありません。
卵子は女性が年齢を重ねるとともに減り続け、多くは排卵することなく、消滅します。
女性は約200万~300万個の卵子のもととなる小卵胞をもって産まれ、月経がはじまる頃には約20万~30万個に減少し、その後、月経のたびに1000~2000個ずつのペースで減っていきます。
年齢と卵子の量の目安としては、
産まれた時は200万~300万個 → 月経をむかえる頃に20万~30万個 → 20代で約10万個 →35歳で約5万個 → 45歳で1万個以下 → 閉経をむかえる頃には1000個以下にまで減少します。
さらに、その中から排卵される卵子は、月にたったの1個。
女性が一生を通じて排卵する卵子は、わずか500個前後です。
以上のことから、女性は年齢を重ねるとともに、卵子の数が減っていくので、妊娠が難しくなってくると言われています。
しかし、だからといって年齢を重ねると妊娠できないのかとゆうと決してそうではありません!!
大切なことは卵子の数ではなく、「卵子の質」なんです!!
妊娠力をアップさせるには、今ある卵子を大切にし、質の高い卵子を育てることが大切です!!
そして、そこで効果があるのが、鍼灸です!!
鍼灸で体質を改善し、巡りを良くすれば、しっかり小卵胞まで栄養がいきとどき、質の高い卵子を育ててくれ、妊娠しやすい体、妊娠力がアップします(*^▽^*)
妊娠を希望されている方、不妊が心配な方、病院で不妊治療を受けている方、電話、メールでご相談だけでも受け付けております(^^)
気になる方は、是非、ご連絡下さい!!
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