妊娠中に恥骨の痛みが出やすい人の特徴

  • 投稿日:2017年8月18日
  • (最終更新:2017年8月18日)

私がこの記事を書きました!

西 菜美

にし鍼灸整骨院 副院長 兼 2児の母

西 菜美 (にし なみ)

所持資格:はり師・きゅう 師・アスレティックトレー ナー

家事に育児に、毎日頑張っているママさん!お身体のことだけでなく、子育てのこと等なんでもご相談ください。
あなたと同じ“母”としての立場からアドバイスができます。

 

 

前回、お話させていただきましたのが、

●恥骨はホルモンの影響でゆるみやすい

●お腹が大きくなると、さらに負荷がかかり痛みがでやすい

という内容でした。

 

前回の記事はこちら↓↓

https://nishi-hari.com/post_symptoms/post-3332/

 

今日は、どんな人に恥骨の痛みが出やすいのかをお話させていただきたいと思います。

 

妊娠中に恥骨の痛みが出やすい人の特徴

当院に恥骨の痛みを訴えて来院される方に多い特徴は

 

●立ち仕事をしている

●歩くことが多い

●経産婦

●O脚(内股)

が挙げられます。

 

すべて当てはまるわけではなく、一つもしくは二つ当てはまっているという方が多いです。

 

 

これには、骨盤姿勢が関係しています。

 

骨盤姿勢とは、

横から見たときに、床と垂直な線に対して、骨盤(上前腸骨棘と恥骨を結んだ線)が前傾しているか後傾しているかを見ます。

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恥骨痛が出やすい人や、前傾タイプの人が多いです。

 

 

骨盤が通常より前傾しているということは、

身体の前側に重心がかかるために、股関節前面、太もも前面、内ももの筋肉に負担がかかり続けて、柔軟性が低下します。

特に内ももは恥骨の下側に筋肉がついているため、

筋肉が硬くなると恥骨を下に引っ張る力が強くなります。

 

その上、骨盤が前傾になると重心が前側にかかるので、恥骨への負荷がまし、離開(広がる)ストレスがかかり痛みが起こるといわけです。

 

また、前傾した骨盤を元の位置に戻す筋力も弱くなっていることが考えられます。

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恥骨痛がある方は、
●硬くなった筋肉をほぐすこと
●恥骨に負担をかけない位置に骨盤を戻すこと
が必要になります。
どうすればいいのか?
具体的なストレッチやトレーニングを次回ご紹介します。
実際に妊婦さんがして効果がある方法です。
ぜひご覧下さい。