子どもの寝かしつけの意外な落とし穴

  • 投稿日:2021年1月29日
  • (最終更新:2021年2月2日)

私がこの記事を書きました!

西 俊哉

にし鍼灸整骨院 院長 兼 2児の父

西 俊哉 (にし としや)

所持資格:柔道整復師・ はり師・きゅう師

毎日の忙しさの中で、自分の身体を大事にすることを忘れてしまっていませんか?
そんな方々のお悩みが解決し、笑顔で生活を送れるようサポートします!

「子どもが寝ない」「寝つきが悪い」など、お子さんの睡眠に関して、お悩みになるママ(パパ)たちは、どうにか子どもが寝るように、色々調べたりして、試行錯誤を繰り返して頑張っていると思います(>_<)

 

色々試していくことは、とても大事だと思いますが、昨今は色んな情報が溢れているので、中には間違った情報を耳にしたり、ママ(パパ)が良かれと思って、行っていたことが意外に睡眠の妨げになっていたりもするので、注意しましょう!!(;O;)

 

今日は、多くの方が寝やすくなると思って、行ってしまいがちな事例を一つご紹介しますね(≧◇≦)

 

最近、多くのママさんから聞くのは、「夜中、お腹空くと起きちゃうと思って、寝る前にお菓子食べてから寝るようにしてます」「お腹いっぱいの方が眠くなると思って、寝る前にたべるようにしてます」

 

………(゚д゚)!
「お腹空くと起きる」とか、「お腹いっぱいの方が眠くなりやすい」というのは、これ実は間違っていて、皆さん意外に知らずに、落とし穴にはまってしまっています(+_+)

 

実際、科学的には寝る前に、甘いものやお腹いっぱい食べすぎてしまうと、寝ている間、寝ようとするときなどのタイミングで、血液の中に血糖値を下げようとするホルモン、インスリンが分泌されます。(インスリンが分泌されることは、物を食べた時の身体の生理的な反応です)このインスリンが分泌された時に、アドレナリンというホルモンも同時に血中に出るので、アドレナリンの作用で、交感神経の働きが強くなり、リラックスできずに興奮、覚醒へと繋がってしまいます(+o+)そうなると、逆に浅い眠りとなって起きやすくなったり、中々寝つけなかったりしてしまいます( ゚Д゚)
対策としては、理想は寝る3時間前は何も食べない方がいいと言いますが、それはなかなか現実的に厳しいと思いますので、最低でもお風呂の後は何も食べない方がいいと思います!!(≧◇≦)(生活のリズム的に夕食よりお風呂が先の方は、無理のない範囲で寝る1~2時間前は何も食べないとルールを作ってもいいと思います(^-^))
毎日同じリズムというのも大変だと思うので、多少臨機応変も必要だと思いますが、科学的に食べたすぐ後は交感神経の働きが強くなるので、就寝の最低1~2時間前は何も食べない方がいいと思います!!(*^▽^*)

 

お子さんの睡眠に関して、お悩みの方は、是非、知っていただきたい内容ですし、思い当たる方は、実施していただけたらなと思います!!(#^^#)
もちろん、子どもの睡眠については、様々な要因が関係しているので、これだけではないことも多いです(^_^;)

ですが、お子さんの睡眠に関しては、かなり科学的に解明されてきていますので、これ以外のことも知りたいという方は是非、ご相談ください(^O^)