虫垂(盲腸)は役に立たない?!

  • 投稿日:2024年5月07日
  • (最終更新:2024年5月7日)

私がこの記事を書きました!

西 俊哉

にし鍼灸整骨院 院長 兼 2児の父

西 俊哉 (にし としや)

所持資格:柔道整復師・ はり師・きゅう師

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こんにちは。

和歌山県橋本市の『女性とこどもにやさしい』にし鍼灸整骨院、西俊哉です。

 

皆さんは、すごくお腹が痛くなるいわゆる【盲腸】はご存知でしょうか?

 

周りの方にも盲腸の手術をしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

この盲腸と言われる症状は、厳密には大腸の一部の虫垂と言われる細長いミミズのような部分が炎症を起こすものです。

 

多くの方は、この盲腸(虫垂)は切って取ってしまっても問題ない場所と思いがちですが、最近の研究では取らない方がいいという見解になってきました!!

 

その理由は、垂れ下がった虫垂の中には優良な微生物がたくさんいて、それらは免疫系に必須とされているからです!!

 

大昔の世界では下水処理や水処理プラントなどの公衆衛生が整っておらず、命の危険が高まる感染症が多く発生していました。

そうした時代では、この虫垂にいてる微生物、細菌などの免疫機能がうまく働いてくてれいましたが、現代の衛生水準ではこうした感染症に悩まさせることが減り、微生物、細菌の役目も薄くなっていきました。

 

しかし、現代の日本の衛生環境の中でも、少なくとも成人までは虫垂は保有していた方がいいことが分かってきています!!

 

再発性の消化管感染症、免疫機能障害、血液の癌、一部の自己免疫疾患、心臓発作これらの予防になるからです!!

 

 

なってしまうものは仕方ないですが、極力いわゆる盲腸にはならずにいたいですね。(*^^*)

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

では、この辺でm(__)m