体育座りを考える!

  • 投稿日:2022年6月06日
  • (最終更新:2022年6月6日)

私がこの記事を書きました!

西 俊哉

にし鍼灸整骨院 院長 兼 2児の父

西 俊哉 (にし としや)

所持資格:柔道整復師・ はり師・きゅう師

毎日の忙しさの中で、自分の身体を大事にすることを忘れてしまっていませんか?
そんな方々のお悩みが解決し、笑顔で生活を送れるようサポートします!

こんにちは。

和歌山県橋本市の『女性とこどもにやさしい』にし鍼灸整骨院の西俊哉です。

 

今日は、最近テレビやメディアで言われている【体育座りが身体に悪い】と、いうことについてお話していきたいと思います!(^O^)

 

当院にご来院いただいている患者様も見たり、聞いたりしたみたいで、「本当ですか?」と聞いていただくことが増えました!

 

 

では、なぜ体育座りが身体に良くないのか?

今回は体育座りのメリット・デメリットに分けてお伝えしていきたいと思います!!

 

 

体育座りのメリット

1⃣身体がコンパクトになるので、少ない面積でもたくさん座れる

昭和40年に文部科学省(当時文部省)が「集団行動指導での手びき」で腰を下ろして休む姿勢として示され、学校の校庭や体育館などでの集会や体育の授業などで取り入れられるようになりました。

 

2⃣美しく座ることでポジティブな気分になれる

まっすぐ背筋を伸ばして座ることは精神的な面にも影響を与えるという研究結果もあります!

但し、背中を丸めるなどの崩れた座り方は逆に気分を落としてしまうので注意が必要です!

 

 

体育座りのデメリット

1⃣坐骨や尾骨(骨盤の骨)に負担がかかる

長時間の尾骨圧迫は側弯症の原因になる可能性が危惧されています。

また、骨盤への負担はゆがみを招き、腰痛などを引き起こします!

 

2⃣内臓の圧迫

両膝を両腕で抱え込んで座ると、肺や胃を圧迫します。

肺が圧迫されると深い呼吸がしづらくなったり、胃が圧迫されると気分が悪くなったりします!

 

3⃣背中が丸くなる

体育座りは身体の構造上、どうしても背中が丸くなりやすく、猫背や腰痛を招きやすいです。

特に子供でも猫背になり、腰痛を訴える子もいてるので注意が必要です!

 

4⃣噛み合わせが悪くなる

背中が丸くなる姿勢は、歯の噛み合わせにも影響を及ぼします、。

噛み合わせが悪くなると、呼吸する筋肉である横隔膜の動きが悪くなったり、骨盤が歪んだり、自律神経が乱れたりします!

 

 

まとめ

このように、体育座りは身体やメンタル面に悪い影響を与えます!(*´Д`)

しかし、日本では昔から馴染みのある座り方なので学校だけではなく、家でも体育座りをする方は少なくないと思います。

このことが身体の痛みやメンタルの不調を招いている一つの要因になっています!(◎_◎;)

 

床に座る時は、極力体育座りはしないようにしましょう!!

 

あぐらか正座が身体への負担は軽減されますが、そもそも長時間座ること自体がどこかしら身体への負担になりますので、出来るだけこまめに座り方は変えましょう!!(*^▽^*)

 

クッションやバスタオルを上手く使って身体への負担を減らすことも出来ます!!

気になる方は聞いて下さいね!!(*^^*)

 

コロナでまだまだお家が多くなりがちだと思うので、座り方見直してみて下さいね!(^_-)-☆

 

では、今日はこの辺でm(__)m