- 投稿日:2021年5月08日
- (最終更新:2021年5月8日)
生まれて寝返りし、ずりばいやハイハイをするようになるまでの赤ちゃんは仰向けで寝ていることが多いですね。
特に、寝返りするまでは、仰向けの世界がほとんどですね。
この仰向けで過ごしている時に、赤ちゃんの向き癖や頭の形が変わりやすいのです。
今3~4ヶ月のお子様がいるママやパパは赤ちゃんを観察してみてください。
お知り合いの方がこのブログをお読みでしたらぜひ教えてあげてください。
赤ちゃんのお顔の向きが、いつも同じ方を向いていませんが?
反対に向けようと寝かせても、すぐに戻るか嫌がって強い抵抗感がある、もしくは、泣いてしまう。
ということはありませんか?
この場合は、向き癖ができている可能性があります。
向き癖というのは、読んで字のごとく、どちらか一方を好んで向いていること。
たかが向き癖、たかが頭の形。と甘くみないでほしです。
怖い言い方になりましたが、理由を説明します。
向き癖があるとうい状態は、首や体に左右差(不均衡)があるという状態です。
…首の筋肉のどちらか片方が異常に緊張していたり
…肋骨の動きや股関節の動きにも左右差がでていたり
…頭の形が左右どちらかが凹んでいたり
…自分の身体への気付きにも左右差が出ていることがあります
寝返り前の仰向けで寝ている赤ちゃんでもすでに身体の歪み(左右差)が起こっているのです。
この向き癖は、頭の形に影響するだけでなく、寝返りを片方しかしない、ハイハイするときに左右差がでることもあります。
また、同じ方向ばかりみていることで、首や背中の筋肉が過度に緊張し、
反り返りが出やすく、抱っこや授乳のしづらさ、ミルクを飲む量が減る(頻回授乳)、寝つきが悪かったり、眠りが浅くまとまって眠れない、といった育児での困りごとに繋がります。
向き癖や頭の形(どちらかが平ら)、反り返るのが気になったら、まずは抱っこを見直すことが必要です。
抱っこや授乳の時に、身体や頭が反った状態になっていないか、捻じれた状態になっていないか。
丸く抱っこできることが大切です。
ですが、向き癖があったり、反り返りがある場合は赤ちゃんも簡単には丸く抱っこさせてくれないことがあります。
その場合は、身体の緊張をほぐすことからはじめます。
首や背中、腰、股関節といった具合に、順番に緊張をとってあげることで、まん丸の姿勢が落ち着きやすくなります。
丸い抱っこや、マッサージについては、教室かベビーケア、個別相談にてお伝えさせていただいています。
気になることがありましたらご連絡くださいませ。
そしてもう一つ!赤ちゃんの向き癖はパパやママの身体の歪みとも関連していることがあります。
どちらか一方でばかり抱っこしていることで、赤ちゃんも落ち着く方、不快な方ができてしまい、身体の左右差→向き癖→頭の形→育児での困りごとと発展することがあります。
また、パパやママの身体の歪みを改善するのも同時進行で行うと良くなるのが早いです。
当院では、赤ちゃんの発達のことも、パパやママのお身体のことも一緒に診させていただけます。
ご予約は、LINEかお電話にてご連絡くださいませ(^^)v
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