- 投稿日:2019年1月15日
- (最終更新:2019年1月15日)
当院では、赤ちゃんの発達・育児相談をしているのですが、赤ちゃんのご相談で多いのが、「頭の形」と「反り返り」
共通していることが「向き癖」があるということです
生まれて間もない赤ちゃんは、筋力が弱いために頭を自由に動かすことが難しいです。
そのため、向き癖ができてしまうことがあります。
向き癖があると、いつも同じ方向ばかり向いているので、頭の形が歪んだり
同じ方向ばかり向いていることが、首や背中の緊張に繋がってしまい、反り返りの原因になってしまうことがあります。
頭の形を整えてあげることや、反り返りがなくなるようにアプローチすることも大事なのですが、同じように向き癖を改善することも必要です。
向き癖があるということは、そちらを向いている方が楽ということとも捉えられます。
例えば・・・
・呼吸がしやすい
・筋肉や関節の動きに左右差がでてくる
などと、向き癖のある期間が長くなるほど赤ちゃんの身体のなかでは見えないところでいろんなことが起きています。
これは、大人でも同じことが言えます。
・足を組む時いつも同じ足で組む
・カバンを持つ手がいつも同じ
きっと意識していませんよね?
逆の手や足でしようとしてみて下さい。
不自然で身体は心地悪いと思います。
この理由は身体の使い方や、動かし方が偏っていることが考えられます。
向き癖がある赤ちゃんにも同じことが言えるんですよね。
いつも同じ方を向いているので、向いている側の腕は動かしやすいし、向いている側の手にも気付きやすい
逆に、反対側の腕や足には気付きにくく、動かしにくくなる傾向にあります。
このことは、のちのちの寝返り、ハイハイ、歩行といった動きにも影響がでてくることがあります。
向き癖があるな~、頭の形が歪んでるな~、と気になる赤ちゃんは放っておかないでほしいなと思います。
ご自宅でできるケアの方法をお伝えいたしますので、ベビーコンディショニングにお越しください。
抱っこの姿勢、授乳の姿勢、寝かせ方、お着替えの時の注意点など日常生活の中でできることがほとんどです。
育児の「なぜ?」「何?」「どうして?」「どうすればいいの?」を理論と根拠をもったお話をさせていただき解決につながるサポートをいたします。
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