逆流性食道炎かな?と思ったら

  • 投稿日:2017年10月11日
  • (最終更新:2017年10月11日)

私がこの記事を書きました!

西 俊哉

にし鍼灸整骨院 院長 兼 2児の父

西 俊哉 (にし としや)

所持資格:柔道整復師・ はり師・きゅう師

毎日の忙しさの中で、自分の身体を大事にすることを忘れてしまっていませんか?
そんな方々のお悩みが解決し、笑顔で生活を送れるようサポートします!

・食べた後に胸やけがする

・時間がたってもなかなか消化されない

・一回にたくさんの量を食べられない

・食べたものが上がってくる感じがする

・食後、前かがみになると胃の内容物が逆流する感じがある

 

など、妊娠中期から後期に差しかかりお腹が大きくなってくると、ホルモンの影響や、子宮が胃を圧迫することで逆流性食道炎になる方もいらっしゃいます。

 

今日は、逆流性食道炎と言われた。または、逆流性食道炎かなという方に対処法をお伝えしたいと思います。

 

逆流性食道炎、ちょっとでも楽になる方法はないの?

妊娠中はホルモンの影響で、胃の内容物が食道に逆流しないように蓋の役割をしている筋肉の働きが弱まります。

そのため、注意することがいくつかあります。

 

1.一回で食べる量を少し減らす

一回でたくさん食べると、消化機能が低下しているので、その分胃で消化して腸に送りだすのに時間がかかります。

そのため、一気に食べると長い時間、胸焼けや吐き気を引き起こす原因になりますので、少しずつの量にして回数を増やすなどの工夫が必要です。

 

2.よく噛んで食べる

また、よく噛んで食べると、唾液が分泌され、消化機能の働きを促します。

いつもより、たくさん噛んで口の中で小さくかみ砕いてから飲み込むように意識しましょう。

 

3.食べた後、すぐに横にならない

食べた後すぐに、横になったり前かがみになると、胃の内容物が食道に逆流しやすくなり、胸焼けや嘔吐を引き起こすきっかけになってしまいます。

椅子の背もたれにもたれかかるなどして、上体を起した状態でゆっくり過ごすことがおすすめです。

どうしても横になりたいときは、枕やクッションで上体を高くするようにすると逆流するのを軽減できます。

 

4.脂っこいものは控える。又は量を減らす

脂っこいものは、当然ながら消化に時間がかかります。胃酸の分泌も多くなり、胸焼け、吐き気の原因にもなりかねません。

食べるのを控える必要はありませんが、一回の量を少し減らすなど気をつけた方がいいでしょう。

 

逆流性食道炎かな?と思ったら、この4つの点に気をつけてみてくださいね。

症状を軽減することができるはずです。

 

当院では、鈍くなった胃腸の働きを活性化するために鍼灸施術などをしています。

妊娠中だから仕方ない、と諦めずご相談ください。

 

食事を楽しんで、赤ちゃんにも栄養をしっかりと送れるような体作りを一緒にしていきましょう!!