恥骨痛改善のためのストレッチとトレーニング

  • 投稿日:2017年8月21日
  • (最終更新:2017年8月21日)

私がこの記事を書きました!

西 菜美

にし鍼灸整骨院 副院長 兼 2児の母

西 菜美 (にし なみ)

所持資格:はり師・きゅう 師・アスレティックトレー ナー

家事に育児に、毎日頑張っているママさん!お身体のことだけでなく、子育てのこと等なんでもご相談ください。
あなたと同じ“母”としての立場からアドバイスができます。

 

前回は、恥骨痛が出やすい方の特徴について書きました。

 

今日は、実際の恥骨痛があって辛いという方のために

恥骨痛を改善するためのストレッチとトレーニングのお話をさせていただきたいと思います。

 

恥骨痛の原因

前回の記事の中で、恥骨の痛みが出る原因は

●骨盤が前に傾くことによって筋肉が硬くなり

●骨盤を元の位置に戻せなくなり

大きくなった赤ちゃん(子宮)が恥骨に負担がかかる状態になって痛みが出る。

 

とお話させていただきました。

前回の記事はこちら→https://nishi-hari.com/post_symptoms/post-3336/ 

 

そのため、痛みを改善するためには、ストレッチとトレーニングが必要になります。

 

恥骨痛改善のストレッチ

まずはストレッチから

 

足の裏と足の裏とを合わせて座り

背筋を伸ばして

息を吐きながら身体を前に倒します。

 

 

内ももの付け根(恥骨に近いところ)が

心地よく伸びてるのを感じながら

15~20秒持続します。

 

内ももの筋肉の緊張を和らげるストレッチです。

 

リラックスして呼吸を続けながらすることを忘れないで下さいね。

 

 

恥骨痛改善のトレーニング

次にトレーニングです。

 

仰向けに寝転がり、膝を90度に曲げ、足を肩幅くらいに開きます。

左右の膝をくっつけて、内腿同士もピタッとくっつけます。

 

この状態から、お尻を上に持ち上げます。

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この時、息を吐きながら

腰を反らないように気を付けて行ってください。

 

恥骨への負担を減らしながら、お尻と太もも裏の筋肉を鍛えるエクササイズです。

 

 

ストレッチとトレーニングをする際は

●呼吸を止めないこと

●痛みがあることを我慢して続けないこと

に注意し、

 

お腹の張りがあったり、安静指示を受けている場合は中止して下さい。

 

 

妊娠中に恥骨痛があって辛い方のための改善ストレッチとトレーニングです。

ぜひ、続けてみて下さい。